ラ・ポールのお知らせ 補助金・助成金サポート・資金調達・M&A支援の専門コンサルティング NEWS

給与ファクタリング・偽装ファクタリングの最新事例。消費者庁が指摘する危険な取引構造(2026年1月版)

作成日:2026.01.12

2026年1月現在、消費者庁は給与ファクタリングや偽装ファクタリングと呼ばれる取引について。消費者および事業者双方に対し継続的な注意喚起を行っています。
これらの取引は。一見すると正規の契約や資金化サービスのように見えますが。実態は高金利の違法貸付であるケースが多く報告されています。
本記事では。消費者庁が公表している最新事例を基に。経営者が理解しておくべきリスク構造を整理します。

給与ファクタリングとは何か。なぜ問題視されているのか

給与ファクタリングとは。将来受け取る予定の給与を債権として業者に譲渡し。即時に現金を受け取ると説明される取引です。
しかし消費者庁は。給与は原則として譲渡できない性質を持つことから。こうした取引は実質的に貸付に該当すると指摘しています。

名称が「ファクタリング」であっても。実態が貸金業である場合。貸金業登録のない業者による取引は違法となります。

偽装ファクタリングの典型的な手口

消費者庁が注意喚起している偽装ファクタリングでは。形式上は債権売買契約とされていても。買戻し義務が課されているケースが多く見られます。
これは。債権が実質的に移転しておらず。貸付と同様の構造になっていると判断される重要なポイントです。

また。短期間での返済を求められたり。高額な手数料が差し引かれる場合も多く。結果として年利換算で極めて高い負担となる事例が報告されています。

経営者が知っておくべき実務上の注意点

給与ファクタリングや偽装ファクタリングは。個人の問題に見えがちですが。従業員が被害に遭うことで。企業の労務管理や信用にも影響を及ぼす可能性があります。
特に。従業員への紹介や黙認が。企業側の責任を問われるリスクにつながる点には注意が必要です。

資金調達や従業員支援を検討する場合は。合法的な制度や公的支援を優先し。不透明な取引には近づかないことが重要です。
正しい制度理解が。企業と従業員双方を守ることにつながります。

引用元

・消費者庁「給与ファクタリング・偽装ファクタリングに関する注意喚起」公式情報
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_policy/caution/


 

直近のNews